新米ママの備忘録

妊娠・出産に関する情報を綴っています。

無痛分娩を振り返って 前半

2015年9月上旬に出産を終え、今は9ヶ月になる男の子のママになりました。

なんせ9ヶ月も前の事なので、ざっくりとしか覚えていませんが出産レポなるものを書いてみたいと思います。

 

 

当日のスケジュール

私の出産した産院では無痛分娩も陣痛が来てから麻酔を打つ方法と最初から生む日を決めて行う、いわゆる計画分娩が選べました。

私は出産予定日前後に夫がどうしても外せない、大切な出張で家を空ける事が分かっていたので、初産でしたが計画的な無痛分娩を選択しました。

 

以下が当日のザックリしたスケジュールです。

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8:00 病院へ向かい、着替えなどを行う。

9:00 陣痛促進剤の点滴とバルーンを挿入

12:00 バルーンが抜け、子宮口4~6cm開いた事を確認し人工的に破水

13:00  麻酔を打つ

16:00  分娩室へ

18:30  出産!

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言いたいことは沢山ありますが、分娩室入ってからが長かった…笑

ちなみに ”バルーンはかなり痛いらしい” という噂を聞いていたので、憂鬱な気分だったんですが、私の出産した産院ではMハヤシダブルバルーンという種類のバルーンを使用しており、これは本当に痛くなかったです。

 

ただ、『無痛分娩だし、落ち着いてお産に臨めて、若いし産後も楽ちんだったでしょ?』という問いには、ハッキリとNOと答えます。

その理由は、出産時に起きたハプニング2つが原因です。

 

ハプニング1:分娩室に入ってから2時間生まれなかった。

これ、結構、いやかなり辛かったです…。

通常はいわゆる子宮口が全開(10cm)になるまで長く、全開になるまでは陣痛室という部屋でひたすら陣痛の波と戦い、いきみを逃して耐え忍びます。

そして助産師さんから『オッケー!子宮口開いたね!じゃあ分娩室に行こうか!」となり、そこからはそう長くかからず赤ちゃんと対面という流れが一般的かと思います。

 

私の場合、無痛・計画分娩だったので、多少の苦しみはあるものの、子宮口が開くまでの痛みはさほどありませんでした。

また担当の先生(院長)が元々麻酔科出身の先生で、麻酔を行う際の痛みもほとんどなかったので、陣痛室にいる間はそれほど辛くありませんでした。

同じ日に計画分娩で出産された方が私より先に分娩室に入ったので、「子宮口開きましたね!じゃあ○○さん、この次に分娩室に移動しますね~」と助産師さんに言われ、「はーい^^」とそれはまぁ気楽に陣痛室で順番を待っていました。笑

 

そしていよいよ前の方の出産も終わり、分娩室へ!

我が家は夫婦で相談した結果、立ち合いは行わなかったので、分娩室の前で夫と笑顔でばいばい。「じゃあまた後でね~」と別れました。

 

そこから2時間。助産師さんがモニターで陣痛の波を見てくれるので、それに合わせていきむも、赤ちゃん生まれず…。

助産師さん曰く、いきみ方は悪くないけれど、赤ちゃんがどこかで引っかかってしまっているとのこと。そのため、2時間いきみ続けたけれど、どうにもこうにも生まれないため、先生から「これは外から助けてあげないと、生まれないかも」と一言。

 

実はバルーンを挿入したときに、先生から「産道がかなり狭い」と言われていて、少し嫌な予感はしていたんです。 

妊娠中の体重増加は6キロ以下でかなり優秀な方でしたが、産道が狭いとなると結果は体重増加が激しく中に肉がついてしまった人と同じなんじゃないか…と。

 

事前に提出したバースプランには「出来るだけ吸引分娩や会陰切開はして欲しくない。でも必要であれば適宜お願いしたい。」と書いてあったので、先生や助産師さんは私の意思を尊重し、ぎりぎりまで一緒に頑張ってくれました。

でも2時間頑張っても生まれてこないし、赤ちゃんが下りてくる様子もない。

 

「あと5分頑張ってダメだったらお願いします」と伝えると、

「5分じゃ変わらないよ。やるなら30分くらい頑張らないと」と返され

もうここから30分頑張る気力はないし、何よりこれ以上赤ちゃんに負担をかけたくなかったので、最終的に吸引分娩になりました。

なので下から吸引の器具で赤ちゃんを引っ張る先生と、上からお腹をグッと押す先生、二人がかりで取り上げてもらいました。

 

ふぅ、やれやれ。やっと会えた~!とホッとしたのもつかの間。

次なるハプニングが私を襲います。 

 

それは長くなるので後半で!